最終更新日 2023年1月20日
内装のカラーコーディネートのポイント
インテリアコーディネートのポイントでよく言われているのが・・
「使用する色を3色にすることで、誰でも失敗しにくく統一感の感じられる空間になりやすい」です。
さらに、空間におけるこの3色の割合は【70%:25%:5%】が最適と言われています。
この割合はインテリアにおけるカラーコーディネートの基本となっており、
それぞれの名称は以下のようになっています。
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70%=ベースカラー・・基本的に床・壁・天井などの内装材
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25%=アソートカラー・・カーテンやラグ、ソファなどの大きい家具や、扉などの建具類
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5%=アクセントカラー・・クッションやアートなどの小物類
ベースカラー(70%)部屋の印象を左右する大切な基礎となります。
明るい感じにするのか、クールな雰囲気にするのかなど、イメージを固め方向性を定めるための色となります。
メインカラー(25%)ソファやカーテン、ラグなどで使う、部屋の主役となる色です。
アクセントカラー(5%)クッションやランプシェードなどのアイテムやアクセントに使います。
内装をシンプルにすることで、アソートカラーやアクセントカラーが引き立ち、
バランスの取れた空間が出来上がります。
同一色、同一トーン、類似色などについて知る
お部屋に取り入れる色の決め方について、下記の3つの概念で取り合わせを考えてみると、まとまりやすくなります。
【類似色】暖色系や寒色系など、似た色相のカラーを使うことで無難にまとまる。
【同系色】同じ色相で、明度や彩度が異なる色を組み合わせる方法。誰でもまとめやすい。
【同一トーン】異なる色相でも、明るさ・鮮やかさを揃えたものを組み合わせる方法。多色を利用する際に有用。
家具と内装の色のトーンを揃える
リビング、寝室、子ども部屋など、色やテイストを部屋ごとに変えるのも面白みがありますが、
基本的に目に入る範囲のトーンは同一に揃えておきましょう。
木製家具や建具は、床の色との相性によって見え方が大きく変わるため、意識してみてください。
木部の色を揃えると小物などのアクセントがうまく引き立ちます。
明るい色の床の上に同色の家具・建具を置くと、部屋に開放感が生まれます。
一方、明るい色の床の上に濃い色の家具を置けば、家具自体が強調され、高級感が出ます。